『千葉市科学館』の情報

千葉市科学館はQiballの7階から10階にあります。

 

【入館料】

・大人510円、高校生300円、小中学生100円、未就学児は無料(常設展示の場合)

※プラネタリウムは別料金

 

【開館時間】9:00~19:00 (入館は閉館の30分前まで)

・プラネタリウム:9:00~20:00(日によって変動あり)

 

【駐車料金】Qiballにある有料駐車場の利用

・8:00~22:00:100円/20分、22:00~8:00:100円/60分

 

詳しくはこちら→千葉市科学館公式ホームページ|ご利用案内

 

お車で来られる方は、駐車場のある階からエレベーターで1階へ降り、1階で『千葉市科学館』のある7階へ上る青い直通エレベーターに乗り換えます。

チケット券売機の写真

7Fエントランスにある券売機でチケットを購入し、入口のスタッフへ掲示するシステムです。

 

チケットを購入したら、いよいよ『千葉市科学館』の中へ!

まずは、最上階の10階へ行ってみましょう!

最上階から下へ降りていくと、最後スムーズに館外へ出ることができますよ。

地球は何からできている?もっと知りたい宇宙のヒミツ!

10階は宇宙や地球、自然や生命のふしぎを体験できるフロアになっています。

「はやぶさ2」に関する展示

「はやぶさ2」に関する展示。

有人与圧ローバ「ルナクルーザー」に関する展示

有人与圧ローバ「ルナクルーザー」に関する展示もあります。

地球の地底に関する展示

新展示で私が目を引かれたのは、地球の地底に関する展示です。

光る石が展示されている写真

光る石が展示されています。

石好きさんにはたまらない展示内容。

岩石を実体顕微鏡で見ているところの写真

岩石を実体顕微鏡でじっくり観察!

石って綺麗ですね。

日本にある断層を探せる展示

日本にある様々な断層を、ボタンを操作して探すことができます。

うーん、興味深い!

大陸の移動のパズル

パズルで大陸の移動が学べるなんて楽しい!

地球の内部の活動を解説してくれるモニター

地球の内部の活動を解説してくれるモニター。

地球は大きく分けると3つの層から出来ているって知っていましたか?

 

思わず引き込まれてしまうような様々な形で、地球の活動について展示されていました。

 

この他にも10階には、昆虫の擬態を探すコーナーや、月の重力を体験できる「ムーンウォーカー」、資源のリサイクルを学べるコーナーなどがあり、遊びと体験を通して地球の活動、宇宙や自然・生命の不思議に出会える私のお勧めフロアとなっています!

深海の謎に迫る!海の技術

有人潜水調査船「しんかい6500」の展示

次は9階へ降りてみましょう。

海洋と技術のエリアも新設されました。

実物大の有人潜水調査船「しんかい6500」が展示されています。

「しんかい6500」は人を乗せて深海6500mまで潜り調査できる、数少ない有人潜水調査船です。

世界の深海調査研究の中核を担っているのだとか。

これに乗って深海を探検できるなんて、想像するだけでワクワクしてしまいますね!

「しんかい6500」についてのパネル

「しんかい6500」のコックピットの展示

「しんかい6500」のコックピットです。かっこいい!

「しんかい6500」で使われているマニピュレータ(ロボットハンド)の展示

「しんかい6500」で使われているマニピュレータ(ロボットハンド)を操作して、サンプルを採取する体験ができます。

探査機「江戸っ子1号」の展示

深海に沈めることができる探査機「江戸っ子1号」も展示されています。

深海の水圧で潰れたバッドの展示

深海の水圧で潰れたバッド。

 

深海では「電波が届かない」「光が届かない」「水圧で潰れる」という三大苦悩があり、探査機を作るのにとても苦労しました。

そんな「江戸っ子1号」の開発ストーリーが漫画で紹介されており、子供でもわかりやすく開発上の工夫や、どの様な科学技術で三重苦を克服したのか知ることができます。

 

海洋と技術のエリアは深海のロマンとそこで使用されている最新技術を肌で感じることができる、とてもワクワクする新展示でした。

 

9階はその他にも「科学と技術」をテーマにした様々な展示を見ることができます。

日常の中で使う製品や機械の中に使われている科学技術を身近に体験できる驚きのフロアです。

不思議がいっぱい!錯覚の世界

目の錯覚が体験できるコーナー

この小鳥は鏡の中では逆を向いています。なぜだろう…?

 

最後の8階で新しく展示に加わったのは、とても不思議な目の錯覚が体験できるコーナーです。

例えば、下の写真をご覧下さい。

あれれ?

「千葉マナー」の文字の列が斜めになっているように見えませんか?

目の錯覚が体験できるコーナー2

目の錯覚が体験できるコーナー3

でも、これは目の錯覚。

本当は「千葉マナー」の文字の列は斜めになっていません。

実際は真っすぐです。

 

「千葉マナー」の一文字一文字の中にある横線が、それぞれ高さが異なるために起る現象だそう。

人間の目は自然と横線を繋げて見てしまう習性があるのだとか。

私がこの展示物の前で頭を捻っていると、優しいスタッフさんが解説をしてくれました。

 

『千葉市科学館』内にはところどころにボランティアスタッフさんが立っており、わからないところや展示のみどころを丁寧に教えてくれます。

例え一人で展示を見ていても安心ですね!

スタッフさんとコミュニケーションを取りながら展示を見るのも楽しいひと時です。

 

それにしても、真っすぐな文字の列なのに曲がって見えるなんて、人間の目ってなんて不思議!

 

8階ではこのような展示の他、視覚や音、光、数などにまつわる科学を知ることができました。

大人も子供もびっくりするような仕掛けや、思わず「なぜだろう?」と考えてしまうフロアとなっていてとても興味が沸きました!

最新科学をより魅力的に、さらにわかりやすく!

『千葉市科学館』は「日常の身近なところから科学へ」をコンセプトにしています。

より身近に科学を感じられるよう、どの展示もワクワクするような工夫と仕掛けがたくさん!

「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と知的好奇心をくすぐられる体験、「面白い!」「楽しい!」と感じる遊びを通して、楽しく科学を学ぶことができます。

 

おかげで、我が家の子供達も飽きずに遊びながら最後まで展示を楽しむことができました!

新展示は特に私たちのまだ知らない地底や深海、宇宙のことなど、未知の世界への興味をかきたてるもので、驚きと発見の連続でした。

 

リニューアルで進化した『千葉市科学館』で、あなたも未知の世界へ探検に出掛けてみませんか?