『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)の情報

店舗外観の写真

【営業時間】11:00~18:00(売れ切れ次第終了)

【定休日】日・月・火曜日

※駐車場はございません

かわいらしい店舗にはパンがズラリ!

自転車をお店の前に着けると、パンの良い香りがふんわり漂ってきました。

店舗前に置かれた寄せ植えの写真

小さな店の前には日差しの中で温かそうにする寄せ植えがあり、お店の優しい雰囲気が伝わってきます。

閑静な住宅街にあるのに、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。

お店の中に入ると目の前にはパンがズラリ!

店内に並ぶパンの写真

店内に並ぶパンの写真2

店内に並ぶパンの写真3

店内に並ぶパンの写真4

前の棚にも後ろの棚にもパンがあり、どれも美味しそう!

季節の野菜をのせた日替わりフォカッチャに、米粉で作ったこだわりのペイザン、素朴なあんバタコッペに、小さな手のようなクリームパン…

どれも食べたくて迷っちゃう。

店内にある可愛い飾り棚

左側の壁にはかわいらしい飾り棚が目に入りました。

小ぶりな店内だけどセンスの良い雑貨やパンに関する本が並んでいて癒されます。

フランスでパン修行を積んだ店主が作るこだわりのパン

『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)の店主である本行さん。

本行さんがまだ幼い頃、自宅ではパン教室を行っていたそうです。

出来立てのパンの香りや、作ったパンをご近所さんに配った時の皆の笑顔、そんな幸せな記憶からパン職人を目指したのだとか。

大きくなった本行さんは、ホテルや北海道の牧場に勤めた後、パン店で5年間パン作りを学びました。

その後パン修行のためにフランスへ留学し、パン作りの本場で修業を積みました。

 

「dodo」(ドド)はフランス語で「ねんね」の意味です。

生地を「寝かせる」ことはパン作りにはかかせない工程です。

丁寧に愛情をこめて作った生地を十分に「ねんね」させて、初めて美味しいパンができあがります。

本場のパン作りで学んだ本行さんのパンは、どれもシンプルで余計な味がしません。

パン生地そのものの美味しさが引き出せるまで、何度も工夫と研究を重ねた本行さんのパン作りへの情熱を感じさせました。

絵本になったパン職人

そんな本行さんとパンのストーリーは絵本にもなりました。

絵本作家鈴木のりたけさんの絵本、「もっとしごとば」ではパン職人として紹介されています。

絵本作家鈴木のりたけさんの絵本「もっとしごとば」

近所に住む鈴木のりたけさんが、本行さんのパンを買いに来たのがきっかけだとか。

きっと鈴木のりたけさんも『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)のパンのファンなのでしょうね。

パンの概念が変わる!?素朴で深い味わい

パンを家族分買って帰ってきました。

早速袋を開けて食べてみます。

日替わりフォカッチャの写真

まずは、日替わりフォカッチャ(300円)(税抜き)。

この日のフォカッチャは、カリフラワーカレーマヨソースでした。

豊かなスパイスの香りから本格的なカレーを想像しました。

カリフラワーがしなしなではなく、シャキシャキなのが嬉しい!

米粉のペイザン(ハーフ)の写真

米粉のペイザン(ハーフ)(285円)(税抜き)。

米粉を20%配合したパン。

通常より多い量の水で作っており、皮はしっかり焼いているけど、中はもっちりとしてやわらかい。

シンプルでくせのない味なのに飽きない美味しさ。

パンの概念が変わりそうです!

フィグエノワゼット(ハーフ)の写真

フィグエノワゼット(ハーフ)(317円)(税抜き)。

いちじくのワイン煮とヘーゼルナッツの入ったパン。

口に入れるといちじくの甘い香りが広がります。

ヘーゼルナッツの歯ごたえが後を引く美味しさで、家族で取り合いになりました。

レザンヴェール(ハーフ)の写真

レザンヴェール(ハーフ)(275円)(税抜き)。

カンパーニュの生地にグリーンレーズンが入ったパン。

グリーンレーズンの甘味と酸味のバランスが丁度良くて、何枚も食べてしまいました。

クリームパンの写真

クリームパン(220円)(税抜き)。

カスタードクリームが濃厚で、まるでプリンみたい!

あんバタコッペの写真

あんバタコッペ(330円)(税抜き)。

甘すぎない素朴な味わいのあんこと、コクのあるバターの絶妙なコンビネーション。

パン生地ももちろん美味しい!

カフェオレ味のシフォンケーキの写真

カフェオレ味のシフォンケーキ(300円)(税抜き)。

ふわふわでやわらかいスポンジが口の中でとけだしました。

受けつがれていく幸せなパンの記憶

店舗に飾られた看板写真

「食べてくれる方に喜んで貰いたい」

『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)のパンは、店主の本行さんが毎日食べてくれる人の顔を想像しながら、愛情をこめて作っています。

「特別なパンではなく日常に寄り添うような飽きない味を作り続けていくことを大切にしています。」と語る本行さん。

幼い頃本行さんが刻んだ幸せなパンの記憶のように、『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)のパンは食べた人に幸せな体験として記憶に刻まれるでしょう。

 

皆さんも、『Boulangerie dodo』(ブーランジュリー ドド)のパンで、日常に寄り添う幸せを受け取ってみてください。