『トラント・トロワ』の情報

店舗外観の写真

【営業時間】

・ランチ 11:30~15:00(ラストオーダー14:00)

・ディナー 18:00~22:00(完全予約制)

【定休日】不定休

【駐車場】なし(近隣にコインパーキング有り)

 

【アクセス】

JR千葉駅、京成千葉駅から徒歩約5分の場所にあります。

ふくろうが目印の建物の写真

ふくろうが目印の建物2F、フランス国旗がある場所が『トラント・トロワ』です。

 

・公式HP→フレンチレストラン トラント・トロワ

落ち着いた店内とこだわりのメニュー

ガラスの扉を開けてお店に入ると、非常に落ち着いた上品な空間が広がっていました。

開店と同時に訪れたので私たちが最初のお客です。

店内の写真

カウンター席の写真

テーブル席の他にカウンター席があります。

店内はほぼ全ての席が予約で埋まっていてびっくり。

 

私たちは前日に電話で予約が取れましたが、空いていたのは偶然だったようで、ほとんどが予約だけで埋まってしまうとか。

 

早速注文。

私たちはランチのミニコース(1,650円)を頼みました。

前菜、メイン(1品選択)、パンまたはライス、コーヒーまたは紅茶がつきます。

ランチのミニコースメニューの写真

ミニコースのメニューは週替わりだそう。(写真は2月初旬のメニュー)

 

その季節にあった食材を使うシェフのこだわりが窺えます。

来るたびに新しい味に出会えるのはリピートしたくなりますね。

その週のミニコースの内容はお店の公式インスタグラムでも紹介されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

 

・公式インスタグラム→トラントトロワ(@trentetrois3333) 

スープやデザートメニューの写真

ミニコースに追加して、スープやデザートなどを頼めます。

私たちは本日のデザート(550円)を追加することにしました。

デザートはコースを頼むときに注文しないと、値段が高くなるので注意が必要です。

スペシャルランチメニューの写真

シェフお任せランチメニューの写真

その他のランチメニューはこちら。

前日の20時までの予約が必要だそう。

一つ一つ丁寧に仕込まれて準備されているのが窺えます。

いつかこちらも頼んでみたいです。

ミシュラン三ツ星店で修業を積んだシェフが作る、目と舌で楽しめる絶品フレンチ

ほどなくすると店内が混み合ってきました。

お客は老夫婦や若いカップルなどが目立ちましたが、子連れでも利用可です。

お一人様で利用している方もいました。

 

『トラント・トロワ』のシェフは本場フランスのミシュラン三ツ星レストランで修業を積んだ実力派です。

 

お店は隠れたスポットにありますが、2019年に開業して以来その実力から人気店に成長。

本場のフランス料理がお手頃の価格で味わえると評判になりました。

私もどんな料理が味わえるのか、非常に楽しみにしていました。

前菜の写真

まずは、前菜。

 

「ポークにフルーツと野菜をあわせて茶巾包み」です。

華やかでまるでアートのよう!

茶巾の中には豚肉を細かくしたものとリンゴ、マスタードなどが入っています。

野菜にはアイスプラントが使われており珍しい食感が楽しめます。

豚肉は淡白でまるでツナのような食感でした。

リンゴのフルーティーさと豚肉のしょっぱさがミックスされて絶妙な味わいに。

野菜と一緒に食べるとさらに美味しさが増しました。

 

一緒に食べることを計算して作っているシェフに脱帽です。

メイン料理「牛肉のコトコト煮込み 黒酢とブルーベリーの香りを添えて」の写真

私が頼んだメイン「牛肉のコトコト煮込み 黒酢とブルーベリーの香りを添えて」

 

美しい盛り付けがまるで芸術作品のようでため息がこぼれます。

メイン料理のアップ写真

牛肉がホロホロと口の中でとろける!

脂身まで美味しく頂きました。

ソースにはブルーベリーが使われているのか、フルーツのような甘味と爽やかさがあり、深いコクが口の中に広がりました。

 

野菜の彩りが美しく、目と舌で楽しめる一品です。

「鮮魚のこんがり焼き ベルモット酒ソース」料理の写真

主人が頼んだ「鮮魚のこんがり焼き ベルモット酒ソース」は、この日は2種類あり、こちらはアカムツ。

 

アカムツはノドグロと同じ魚です。

身がフワッとやわらかく、噛むと口の中にジュワッと旨味が広がります。

「鮮魚のこんがり焼き ベルモット酒ソース」料理の写真

同じメニューを頼んだ長女はサーモンでした。

ソースの味も主人のものとは異なり、インド料理のようなスパイシーな香りを楽しめました。

 

メインの次は追加した「本日のデザート」です。

3種から選ぶことができたのでそれぞれ注文。

スイートポテトのレアチーズケーキの写真

「スイートポテトのレアチーズケーキ」

 

さつま芋×レアチーズ!

どんなお味かと注文した長女に味見をさせて貰いましたが、酸味はそれほど強くなく、小さな子供も食べられそう。

お芋は干芋のような自然な甘さにほんのりとしたレアチーズの酸味が後から来ます。

りんごのタルトタタンの写真

「りんごのタルトタタン」

 

りんごの美味しさがギュッと詰まったケーキ。

素材の自然な甘さが活かされており、甘さは控えめ。

ミックスベリーのフルーツケーキの写真

「ミックスベリーのフルーツケーキ」

 

ベリーがゴロゴロと入っていて、香りが豊か。

甘酸っぱさが食欲をそそります。

どのケーキも素材の持つ甘味やうま味が上手に活かされており、控えめな甘さなのでパクパク食べられました。

添えてある果物もしっかり甘くて、細かなところまで気を配られているのを感じました。

 

ランチなのにどの料理も一切妥協を感じさせないシェフの腕前に感服です。

素材の良さが壊されることなく盛り付けや味に細部まで拘り、まるで構図や色合いが全て計算された一枚の絵のような完璧な料理に、美術館を後にしたような満たされた気持ちになりました。

 

店内では記念日に利用されている方がいて、お祝い用のプレートもあるようです。

ランチは土曜日や日曜日も営業されているので、通いやすくてありがたい。

店舗の看板の写真

まさに芸術作品のような本格フレンチをランチ価格で楽しめるので、何度も通いたくなります。

フランス料理の高い技術を残しながら、お店としての敷居の高さを感じさせないシェフやスタッフのプロフェッショナルな仕事ぶりに「また来よう」心に誓いました。

 

あなたも是非『トラント・トロワ』の絶品フレンチを食べに、裏千葉を訪れてみてはいかがでしょうか。