『A Piacere(ア ピアチェーレ)』の情報

店舗外観の写真

【営業時間】

月、火、木~日

・ランチ:11:30~15:00(料理&ドリンクL.O. 14:00)

・ディナー:17:30~22:00(料理&ドリンクL.O. 20:00)

 

【定休日】

水曜日

 

【駐車場】

4台(お店前に3台、お店に向かって左隣の駐車場7番に1台)

 

【アクセス】

JR総武本線新検見川駅から徒歩約5分

白を基調にした明るく上品な落ち着いた空間

店舗外観の写真2

3月上旬、『A Piacere(ア ピアチェーレ)』に着いた私は建物を見た瞬間、可愛らしい外観に心がときめきました。

真っ白い壁が眩しい小さな家だったからです。

店舗看板の写真

お店の看板前には丁寧に手入れされた綺麗な花が私たちを出迎えてくれました。

店内につづくアプローチの写真

建物の右側にはレストランの入り口へと続くアプローチが真っすぐ伸びていて、通る時に「この先はどんな風になっているの?」とワクワクしました。

テラス席の写真

外にはテラス席があり、緑を眺めながらワンちゃんと一緒に食事を楽しめます。

店内の写真

ドアをくぐると、清潔感がある店内が目に入りました。

白い壁と白いテーブルクロスがとても上品です。

テラスへと続く大きな窓から春陽が差し込み、実際より部屋が広く感じられます。

入口近くの焼き菓子が並ぶコーナーの写真

入口近くにはフィナンシェなどの焼き菓子を販売しているちょっとしたスペースがあります。

アレンジの素敵な花々がお店の控えめな華やかさを演出していました。

店内はきちんとしているけど温かな印象で、家族連れから高齢者まで好みそうな落ち着いた雰囲気がありました。

 

品の良さや爽やかさがあるので、デートやお見合いに利用しても良いでしょう。

都会の喧騒を忘れてゆっくり食事を楽しめるオアシス的な空間でした。

優しいながらも匠の技を感じる料理の数々

案内され席に着くと、早速メニューを拝見しました。メニューの写真

ランチのコースは2種類です。

 

私たち夫婦はBの「おまかせスペシャルランチコース」4,730円(税込)、次女はAの「おまかせパスタランチコース」3,410円(税込)を頼みました。

どんなものがでてくるかはシェフにおまかせになります。

ディナーコースメニューの写真2

こちらは、ディナーコース。

ドリンクメニューの写真

こちらは、ドリンクのメニューです。

 

料理に合うワインを選べる、ワインペアリングができます。

ソムリエにワインを選んでもらうのも食事の楽しみ方の一つですね。

ワインのメニュー写真

ワインの種類はこちら。

ノンアルコールメニューの写真

ノンアルコールのドリンクもあります。

ランチコースには紅茶かコーヒーが付いてくるのですが、次女が飲めないだろうことを察して「ジュースに変えられますよ」と声をかけてくれました。

次女はオレンジジュースに変えることにしました。

温かな気配りに感謝です。

 

しばらくして料理が運ばれてきました。

まずはアミューズです。

白菜のポタージュとガーリックトーストの写真

この日は白菜のポタージュとガーリックトーストでした。

温かなポタージュが冷めないように、うつわまでしっかり温めてあります。

お店の細やかな心配りが感じられました。

 

次は前菜の5種類盛り合わせ。

前菜の5種類盛り合わせの写真

スズキのカルパッチョはコリコリとしていて、醤油をベースにレモンとビネガーの爽やかな酸味のある絶品ソースがかけてあります。

 

鶏レバーのムースはなめらかで、ねっとりとした口当たりだけど決してくどくない。

どの前菜も野菜や魚本来の旨味や甘味を舌で感じとれる料理に感動しました。

パスタ2種類盛り合わせの写真

次は、パスタ2種類盛り合わせ。

 

桜エビとそら豆のフェデリーニはそら豆が柔らかく、桜エビも塩味が強くなくて自然な味わいです。

千葉県産イモ豚と春キャベツのラグーソースはしっとりとしていて、素材の美味しさが損なわれることはなく、旨味が活きています。

 

2種類とも違った美味しさを楽しめました。

自家製パンも2種類あり、その一つにはバジルが練りこんであります。

このバジルが香り豊かで、どちらのパンも自然な小麦の甘味を感じました。

 

次はメインディッシュ。

牛のリブロースと天然真鯛のポワレの写真

牛のリブロースのアップ写真

牛のリブロースと天然真鯛のポワレです。

 

真鯛は優しい塩加減で、身がふっくらやわらかい。

牛肉も旨味がギュッとつまっていました。

そして、特筆すべきは野菜です。

 

脇役だと思っていましたが、主役級の美味しさでした!

ナスのとろりとした格別な甘さ、トマトのさっぱりした甘さ、ブロッコリーの優しい甘さ。

野菜ってそれぞれに違った甘さがあって、どれも楽しめるのですね。

クリームブリュレの写真

次はデザートのクリームブリュレです。

 

かわいいハート型のうつわに、熟した果物とアイスクリームが乗ったクリームブリュレが入っています。

マカロンの写真

ハーブティーの写真

最後のお楽しみは、マカロンとハーブティー。

 

この日は桜のマカロンとミントティーでした。

桜のマカロンは桜の香りがふんわりと優しく感じる、非常に上品で控えめな甘さでした。

ミントティーのうつわも温めてあり、ミントの爽やかな香りが漂います。

 

料理は全体的に優しい味ですが、素材の旨味をしっかり引き出してあるので物足りない感じは全くなく、飽きない美味しさです。

 

素材にもこだわり、魚は全て天然のものを使用しています。

新検見川付近は高齢者が多いので、味に気を遣われていると伺いました。

接客だけでなく、料理にも食べる人のことを考えるおもてなしの心を感じ、それを表現するシェフの腕前に感心しました。

温かな人柄が感じられる心地よいおもてなし

お店の扉の写真

『A Piacere(ア ピアチェーレ)』は家族で経営しているレストランだそうです。

 

国内の一流ホテルで修業をしたシェフの父親をはじめ、接客と装飾を担当する気立ての良い母親と、調理やソムリエで父親を助ける息子の3人で営んでいます。

一つのレストランを家族で協力し合って支えているなんて素敵ですね。

家族一人ひとりの人柄が表れた温かなおもてなしは、春風のようにとても心地が良いものでした。

 

『A Piacere(ア ピアチェーレ)』とは、イタリア語で「喜び」を意味する言葉です。

家族の「喜び」がお店に溢れていて、訪れた人にその「喜び」が伝わるからこそ、心がじんわりと満たされるような幸せな気持ちになるのでしょう。

 

『A Piacere(ア ピアチェーレ)』ではアットホームな雰囲気の中でレストランウェディングをすることができます。

一日2組限定で貸切ることができるそうです。

素敵なレストランウェディングの様子は、お店の公式インスタグラムでも紹介されています。

・公式インスタグラム→A Piacere(@piacere_a) |Instagram

 

心地よいおもてなしと美味しい料理で人生の門出を祝えたら、きっと一生忘れられない幸せなウェディングになりそうですね!

店舗看板の写真

『A Piacere(ア ピアチェーレ)』のランチは「居心地が良い空間」で「味の良い料理」を「気持ちの良い接客」で味わうことができた、ゆったりと心が癒される時間でした。

 

皆さんも『A Piacere(ア ピアチェーレ)』で、幸せで心満たされる美味しい食事を楽しんでみませんか?