クセになるコク深いカレー!検見川の名店『印度料理シタール』

千葉の中心街から少し離れた場所にあるにも関わらず、行列の絶えない人気店があります。
検見川の『印度料理シタール』です。
TBS系列「マツコの知らない世界」をはじめ、様々なメディアにも紹介され、県外からも「シタールのカレーが食べたい!」とグルメ達が集まる、千葉県屈指のカレー店です。
もう10年以上も前の話ですが、私はかつて検見川に住んでいたことがあり、毎週のように『印度料理シタール』へ夫婦で足を運びました。
子どもが生まれ、検見川からは引っ越してしまいましたが、「シタールのカレーをもう一度食べたい!」と大きくなった娘たちと一緒に、3月に訪れました。

『印度料理シタール』の情報
【営業時間】
(ランチタイム)10:30〜15:00
(ディナータイム)15:00〜21:30、ラストオーダー20:30
※当面の間、営業時間を短くしています。
【優先案内予約について】
店頭または電話にて受付可。
平日17:00以降、1日3組まで(予約日の1ヶ月前から当日まで受付)
公式HP→印度料理|シタール
【定休日】
無休(大晦日・元旦を除く)
【アクセス】
京成千葉線「検見川駅」徒歩3分
JR総武線「新検見川駅」徒歩12分
【駐車場】
16台
テイクアウト専用…1台
駐車場が店舗から少し離れていますので、下記地図を参考にしてください。
駐車場は看板のある場所が目印です。
行列でも待てる工夫あり!快適なウェイティングスペース
有名なお店なので行列ができることが多い『印度料理シタール』ですが、お客様が快適に待てるように工夫がされています。
最初に、店舗前にあるウェイティングボードに名前を書きます。
店舗の前か、店舗向かって左の部屋がウェイティングスペースとなっており、部屋の中はご覧のとおり!
クッションやひざ掛けが用意されていて、暑さ寒さをしのぎながら待てるようになっています。
部屋の棚には新聞や小さなお子様向けの絵本、お絵かきの道具などがそろっていて、長い待ち時間が苦にならないように工夫がされているので、お子様がいても安心ですね。
また、スタッフに携帯の番号を伝えておけば、順番になると連絡してくれます。
待ち時間を有効に使えるので、利用してみてくださいね!
異国情緒満点な店内と人気のランチメニュー
店内は異国情緒あふれる雰囲気、かつ清潔感ある空間です。
10年以上前は建物の一角のみが店舗でしたが、現在は改装されて、建物1F全てが『印度料理シタール』になっています。
久しぶりに訪れた私はとても感慨深い気持ちになりました。
入って右側の厨房前には、カウンター席があり、おひとり様でも気軽に立ち寄れます。
入り口に入って目の前には、インドのスパイスやチャイ、雑貨などの物販コーナーがあります。
私たちは平日に訪れたので、平日限定のランチメニューを頼みました。
好きなカレーを2種類選べる、「シタールランチセット」と、好きなカレー1種類にタンドーリローストチキンやアチャールサラダなどが付いた、「タンドーリランチセット」です。
カレーの辛さ具合が星のマークで表示されているので、好みの辛さを選ぶことができます。
土日祝日のランチタイムには、「ホリデーセット」があります。
本格的なインドカレーが苦手なお子様には、「お子様カレーセット(甘口)」があるので、小さなお子様連れでも大丈夫です。
我が家は、次女にお子様カレーセットを頼みました。
深いコクを軽やかに包むクリーミーなカレー!人気のバターチキン
主人が頼んだ、タンドーリランチセット(1,683円:税込)が運ばれてきました。
半ライスとハーフナンがついてきます。
ライスは日本米とインド米を選べて、主人は日本米にしました。
カレーは人気のバターチキンをチョイス。
シタールのバターチキンは、濃厚でコクがありながらも軽やかな後味!
辛さも優しく、子どもでも食べられます。
他の店にもバターチキンカレーはありますが、『印度料理シタール』のバターチキンはコク深いクリーミーさで一線を画し、何度食べてもまた食べたくなります。
まさに、クセになる美味しさ!
長女はタンドーリランチセットのカレーを、ダール(豆)にしました。
タンドーリランチセットについてくる、タンドーリローストチキンは備長炭火で焼かれた香ばしいチキンです。
香辛料をまぶしてあり、とてもジューシーでスパイシーな味わいです。
私の頼んだシタールランチセット(1,573円:税込)は2種類選べるカレーの内、1種類はバターチキンにしました。
もう1種類はベジタブルです。
クリーミーなバターチキンと、サラッとしたベジタブルは、それぞれ違った美味しさを堪能できました。
実は辛いものが苦手な私は、どちらも辛さが優しいカレーを選びました。
付いてくるラッサムスープはピリ辛です。
ライスとナンが選べたので、私はナンを選びました。
ナンは大きくもちもちとしていて、食べ応えがあります。
次女のお子様カレーセット(甘口)(985円:税込)。
甘口で辛さはほとんどありませんが、レトルトとは違い、しっかり手作りされた美味しいカレーです。
テーブルの上にはマンゴーのインド風ジャム、チャツネと、玉ねぎを辛口に漬けたアチャールがあり、各料理の付け合わせとして食べられます。
スパイシーなカレーを食べる合間に、甘いマンゴージャムをナンにつけていただくと、口直しになるし、クリーミーなカレーの合間に辛口にチャツネを食べると、口の中がピリッとして程よいアクセントになります。
セットのドリンクで期間限定のいちごラッシーと、デザートのマンゴープリンをいただきました。
旬のいちごを使ったいちごラッシーには、いちごの果肉がたっぷり。
マンゴープリンはねっとりとした濃厚さがありますが、味はさっぱりしています。
お客の口コミと共に大きくなった『印度料理シタール』
『印度料理シタール』の店主である増田さんは、1975年に東京の「インド料理アジャンタ」でボーイの見習いとして雇われたのを機に、飲食業界に飛び込みました。
その後、インド人シェフの手伝いをしながら、インド料理を習得。
1981年に「手作りインドカレーの店シタール」を開店し、翌年に『印度料理シタール』と改名しました。
アジャンタで習った調理法をもとに、日本人の味覚や体質に合わせて材料やスパイスの研究を重ねた結果、初めはわずか16席しかなかった小さな店舗が、カレーの評判とともに大きく成長していきました。
まさに、一から手作りでお店を作られた増田さん。
今では、年数回インドに出向き、地元の家庭料理や有名シェフのインド料理まで、自らの舌で味わい「美味しい」と感じたものを日本に持ち帰って再現しているそうです。
また、『印度料理シタール』で人気の「バターチキンカレー」は、その深いコクのあるまろやかな味わいから、ハウス食品より「濃厚バターチキンカレー」という、お店の味を再現したレトルトカレーが販売されています。
『印度料理シタール』は、スパイシーなインドカレーの味を保ちつつ、日本人の口に合うように試行錯誤を重ねて、カレーの美味しさを追求し続けたゆえのコク深いカレーでした。
インド人が経営しているような本格インドカレー店は、他にたくさんありますが、『印度料理シタール』は「シタールでしか味わえないカレーが食べたい」と集まってくるお客で今日もにぎわっています。
クセになる絶品カレーを家族で楽しみたいなら、皆さんも『印度料理シタール』へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
店舗名 | 印度料理 シタール(いんどりょうり したーる) |
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住所 |
千葉県千葉市花見川区検見川町1-106-16 |
電話番号 | 043-271-0581 |