『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』の情報

店舗外観の写真

【営業時間】

3日前までの完全予約制のため、お電話にてお問い合わせ下さい。

(電話)090-3085-6866

※ランチ/ディナー:1組まで予約可

 

【定休日】

日曜日

※その他臨時休業日及び予約状況については公式HPで確認ができます。

・公式HPスケジュール→スケジュール 完全予約制自宅レストラン|「釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)」

 

【駐車場】

2台

 

【アクセス】

最寄り駅から距離があるので、バスか車での来店がおすすめです。

 

(バス)

JR稲毛駅東口バスターミナルより31番系統バスに乗車し、「草野小学校入口(草野小入口)」下車、徒歩約3分

 

バス停からお店のまでの道が少しわかりづらいので補足します。

バスから降りたらセブンイレブンの手前の道を左折します。

店舗までの道のりの写真

直進し、アパートのごみ置き場が見えたら、さらに左折。

店舗までの道のりの写真2

店舗外観写真

少し進むと『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』があります。

裏庭にお店への入り口と駐車場があるので、まわって入ってください。

店主が一人で切り盛り!自宅を改造したレストラン

店内の写真

『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』は、店主の自宅1階を改造したレストランです。

ランチ1組、ディナー1組までの貸し切りで、店主が調理した魚料理を堪能できます。

和食・洋食・中華・ミックス・おまかせと、予約時にコース内容を指定できます。

事前に店主自らが魚を釣り上げて、活締めや血抜きなどの処理をし、料理のために準備しているそうです。

壁に貼られた店内の案内

店主が一人で切り盛りしているので、ドリンク(有料)やお水などは全てセルフサービスです。

何がどの場所にあり、どのようにするのかはすべて壁に張り紙がしてありました。

食器棚の写真

ドリンクは店主からカプセルやティーパックを購入し、部屋にある食器棚から茶器を選んで、自分で淹れます。

食後のお皿や箸なども、テーブル横にあるBOXに自分で片づけるスタイルです。

魚の産地が書かれたホワイトボード

サービスが良いなと感じたのは、それぞれの料理に使われる魚とその産地、コースの内容が全てホワイトボードにきちんと示されていたことです。

 

一般的なレストランだと、ウェイターやウェイトレスが口頭で内容を説明してくれますが、教えて頂いても食べていると「この料理はなんだっけ?」と忘れてしまいがちです。

 

「これは何だろう?」と思ったらホワイトボードで確認できる仕組みができています。

 

店主が一人ですべてを切り盛りしていますが、かゆいところに手の届くサービスと、できないところはセルフでと、割り切った潔さに好感が持てました。

漁港で釣り上げた魚の写真や、愛読書、バス時刻表の写真

漁港で釣り上げた魚の写真や、愛読書、バスの時刻表、『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』の名前の由来などもすべて掲示されていて、店主の人柄の良さが伺えます。

お魚三昧の和食ランチ3,000円コースを満喫!

前菜4種の写真

私たちは3,000円の和食ランチコースを予約しました。

まず、出てきたのが前菜4種類です。

 

・ごぼうパリパリ

・シロギスの骨煎餅

・ハナダイのかまの塩麹焼き

・シロギスの南蛮漬け

 

ごぼうのパリパリはじゃこ入りで、青じそとごぼうの風味が際立っていました。

骨煎餅はこしょうがピリリと効いています。

シロギスの南蛮漬けはたんぱくで酸味も優しい。

イサキのさんしょ味噌焼きの写真

次に出てきたのは、イサキのさんしょ味噌焼きです。

フワッとして淡泊な身に、山椒味噌の濃い味付けが好相性!

刺身の盛り合わせの写真

お次は、刺身の盛り合わせ。

鴨川沖で獲れたイサキのめかぶ和え、南房のアジのなめろう、勝浦沖のしめさばなど、盛りだくさんです。

どの魚も新鮮で、うま味と脂が活きていて、しょうゆやわさびをつけるのがもったいなく感じました。

しめさばの写真

アジのなめろうの写真

特になめろうは、絶品!

黄金アジの優しい甘味とうま味に、ネギ、ショウガ、味噌の風味が効いていて美味しい!

なめろうといえば、たたかれてねっとりしたものですが、こちらのなめろうは身のつぶが残るよう刻まれていて、歯ごたえがあります。

鯛めしの写真

ごはんものは、鯛めしでした。

鯛めしのアップ写真

銀杏の香りが豊かで、こちらも優しい味わいです。

つみれが入ったあら汁の写真

こちらは、つみれが入ったあら汁。

つみれが入ったあら汁のアップ写真

刺身にならない部位を使ったつみれが、うま味たっぷりでプリプリしていました。

店主曰く、すじっぽいところからうま味が出ているそうで、このつみれ入りのあら汁を食べるためにやって来るお客もいるそうです。

つみれ汁を食べている写真

我が家の次女も、つみれ入りあら汁が気に入って、2杯も食べていました。

クラッシュゼリーの写真

最後のデザートはクラッシュゼリーでした。

微炭酸のジュースの中にキウイフルーツとゼリーが浮かんでいます。

店舗の看板写真

魚好きにはたまらない魚三昧な料理を味わえる『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』は、家族だけでゆっくり食事を味わいたい方にぴったりのお店です。

店主は、元小学校の先生だそうです。

趣味の釣り好きが高じて、レストランを開くに至りました。

店主の料理の腕前は、控えめに言っても素晴らしい!

どんな料理からも工夫とこだわりを感じられ、長年修業した板前さんに引けを取らない腕前でした。

 

“好き”というのは最大の才能だと実感します。

他のお店にはないこだわりの料理とアットホームな空間で、店主の魚談義を聞きながら食べる魚料理に、ついつい時間を忘れてしまいました。

魚料理を味わいつくしたいなら、皆さんもぜひ『釣魚台膳(ちょうぎょたいぜん)』に足を運んでみてください。