メニューはすべて煮干し系スープ

煮干し系ラーメン店内に入ると煮干し出汁の良い香りがしてきます。さっそくメニューを見てみると、煮干しをベースに豚骨、塩、醤油と、さまざまなバリエーションのラーメンがラインアップされています。

今回は、あっさりとしたラーメンの気分だったので「煮干し中華そば 塩」をオーダー。余談ですが、なんとなく煮干し系スープには「中華そば」という言葉がマッチする気がするのは私だけでしょうか。

煮干し中華そば

2017年にオープンした新しいお店ということもあり、店内はきれいで洗練されたイメージ。壁面には煮干しへのこだわりが感じられる「究極の煮干しラーメン」の文字が。期待が高まります。

丁寧な仕事が感じられる繊細な味わいのスープ

味わい深いスープ

5分ほどでやってきました。さっそくスープを一口飲んでみましょう。

ほんのわずかな量なのに、強烈に感じる煮干しの旨み。私自身、和風の出汁というものは繊細で上品なものだと思っていたのですが、その常識が覆った瞬間でした。煮干しの風味が全面に押し出され、塩が圧倒的存在感を引き立てています。

煮干し特有の臭みは一切感じられません。丁寧に長時間にわたって出汁をとらなければこの味は出せないだろうというのが、素人の私であっても容易に分かります。それほど丁寧な仕事が感じられるスープです。

計算しつくされたトッピング

トッピング

煮干しスープ以上に驚いたのが、トッピングのひとつであるチャーシューです。魚介系の純和風スープの煮干しにチャーシューは果たして合うのか、私自身も初めての体験だったので不安でしたが、これが相性抜群のコンビです。

濃厚な煮干しスープであるがゆえに、食べ進めていくなかで味が単調になりがちです。そこでチャーシューという肉系の味が加わることによって味に変化が出てきて、いくらでも食べ進めていくことができます。

煮干し中華そばという名前であるものの、決してあっさりしすぎずちょうど良い濃厚さが口の中に残る1杯でした。煮干し系スープのラーメンファンはもちろん、一味変わったラーメンを楽しみたい人にもおすすめです。

あっさり味の煮干しラーメン