丁寧に淹れられたドリンクやデザートにホッ!本部町『café ハコニワ』はぬくもり感じる古民家カフェ

2023年7月、私が沖縄旅行で楽しみにしていたものの1つが沖縄のカフェ巡りです。
私たちが本部町(もとぶちょう)にある『cafe ハコニワ』を訪れようと急いで車を走らせた時、時間はすでに夕刻に迫っていました。
那覇空港でのトラブルで予定よりも遅れていたのです。
お店がすでに店じまいを始めた頃、ようやく『cafe ハコニワ』到着。
Closedだったにも関わらず、急いで来た私たちを見て店主が快く迎え入れてくれました。
今回はお客様思いの店主が経営する、癒しの古民家カフェをご紹介します。

『cafe ハコニワ』の情報
【営業時間】
11:30~17:30
【定休日】
水・木曜日
【アクセス】
那覇空港から車で約80分
※参考:NAVITIMEより地図・ルート検索 | NAVITIME
【駐車場】
あり
素朴さと手作りのぬくもりを感じる『cafe ハコニワ』の店内
『cafe ハコニワ』は人気のない森の中に溶け込むように佇んでいるにも関わらず、人が集まって来ます。
カフェの口コミが広がった理由の一つは、思わず立ち寄りたくなるような素朴さと手作りのぬくもりを兼ね備えたこだわりのお店にあるようです。
店主は築50年以上もする古民家を自ら探し出し、カフェをオープンさせました。
お店の改装からインテリアまで店主のこだわりが詰まっています。
手作り感が目を引く特徴的なカウンターは木製。
レトロで落ち着いたインテリアはどこか懐かしい感じがします。
カウンター席からは、森の緑が見えます。
まるで、ここだけ時がゆっくりと流れているかのような空気を感じさせる店内でした。
丁寧に淹れられたドリンクに癒される
私たちは閉店間際に来たので、すでに食事のメニューは終了していました。
代わりにドリンクを頼むことにしました。
私の頼んだモカチーノ(500円)。
モカの苦みに甘さのあるクリームが丁度良い。
コーヒーとミルクの味わいを楽しめ、尚且つ、モカの苦みもしっかり感じます。
甘ったるくない大人の味わいです。
長女の頼んだシークァーサージュース(500円)。
驚いたことに、シークァーサーをそのまま搾った100%ジュースです。
シークァーサージュースは市販のものを何度か飲んだことがありますが、搾りたてのシークァーサージュースは初めてです。
皮の苦みやしぶみがそのまま味わえるのが新鮮な感覚で、とても爽やか!
夏の暑さや疲れを吹き飛ばしてくれます。
市販のものとはまるで違うジュースです。
主人が頼んだチャイ(500円)。
スパイスの豊潤な香りが豊かな味わいを引き出しています。
砂糖を入れなくとも、ミルク本来の素朴な甘さが生きています。
優しいミルクのコクに心まで温かくなり、癒されました。
次女の頼んだバナナモカクーラー(550円)。
バナナの香りと甘味が疲れた体に元気をくれます。
ドリンクは一つ一つ素材の美味しさを引き出すよう、丁寧に淹れてられているのがわかる味でした。
時間に間に合うか急いで来てせわしなかった私の心も、丁寧に淹れられたドリンクを落ち着いた空間で頂けて、ホッと一息つけました。
旅の疲れを癒してくれる空間が嬉しい。
後日に再訪!『cafe ハコニワ』のかき氷は素朴で他にはない味わい深さ!
『cafe ハコニワ』のドリンクとあたたかな雰囲気に感動した私たちは、デザートもぜひ味わいたいと思い、後日お店を再訪しました。
こちらは、2回目に訪れた際に頼んだ、パッションフルーツとシークワーサーのかき氷(600円)。
パッションフルーツの種のつぶつぶした食感が楽しい!
パッションフルーツとシークワーサーの甘酸っぱい爽やかな酸味が、口の中に広がり夏を舌で感じられる一品です。
こちらは、スパイスチャイ タピオカ入りのかき氷(600円)。
アッサム茶・シナモン・カルダモン・グローブ・生姜などを煮出したオリジナルチャイシロップの香りがよく、甘すぎることのない素朴さが絶品!
マスカルポーネクリームがふわふわで口当たりがよく、なめらかです。
デザートもドリンク同様、ひとつひとつの味わいを大切に丁寧に作られており、大満足できました!
店主のご主人はやちむんの陶芸家 谷口室生さん
『cafe ハコニワ』の店主のご主人は、谷口室生さんというやちむんの陶芸家だそうです。
やちむんとは、沖縄の言葉で焼き物のことです。
お店ではご主人が作られたうつわが使われています。
素朴であたたかみのある素敵な作品で、お店にとてもマッチしていました。
谷口室生さんのうつわは、店内で購入可能です。
私も谷口さんのうつわにすっかり魅せられてしまい、1枚購入して帰りました。
実は、私は最初に訪れた日に、カメラのキャップをどこかで落としていました。
試しに『cafe ハコニワ』でキャップがないか聞いてみると、店主が落ちていたのを大切に保管してくれていたのです。
店主の心配りに感謝が尽きません。
『caffe ハコニワ』は、店主のあたたかみのある接客や気配りが、お店の内装やインテリア、料理にまで反映されたぬくもりを感じさせるお店でした。
沖縄観光でホッと一息つきたい、旅の疲れを癒したい時はぜひ『caffe ハコニワ』を訪れてみてください。
きっと、心癒される体験が待っていますよ!
店舗名 | Cafe ハコニワ(かふぇ はこにわ) |
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住所 |
沖縄県国頭郡本部町伊豆味2566 |
電話番号 | 0980-47-6717 |