出来立て生ビールの試飲あり!黒ラベルの魅力に迫る『サッポロビール千葉工場』見学

工場見学って子供向けだと思われる方が多いですが、『サッポロビール千葉工場』見学は大人にこそお勧めです!
新婚のころ、ビール好きの夫が「千葉でできたてのビールが試飲できる!」と喜んで私を連れて行ったのが『サッポロビール千葉工場』でした。
「あの時飲んだ黒ラベルは格別のうまさだった」
「また絶対に行きたい」
という夫の願いを叶えるために、今回は家族で見学に訪れました。
できたてのサッポロ生ビール黒ラベルの試飲ができちゃう、船橋『サッポロビール千葉工場』の黒ラベルツアーを紹介します。

『サッポロビール千葉工場』黒ラベルツアーの情報
【所要時間】
80分(試飲含む)
【ツアー開始時間】(2023年3月から)
・水・土曜日(10:30/11:30/15:30)
・木・金・日曜日(10:30/15:30)
【ツアー料金】
・黒ラベルツアー(大人:500円/中学生~20歳未満:300円/小学生以下:無料)
※試飲2杯まで・記念品付き
【休館日】
毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は翌日・翌々日)、年末年始、臨時休館日
【定員】
16名
【駐車場】
あり
※車で来場の方はビールの試飲ができません。
アクセスと予約方法
【アクセス】
車で行くとビールの試飲ができないので、最寄り駅からシャトルバスで行くのがお勧めです。
(シャトルバス)
JR総武線「津田沼駅」とJR京葉線「新習志野駅」から千葉ビール園行きのシャトルバスが無料で利用できます。
※サッポロビール千葉工場行きのバスはありません。到着のバス停は、ビール工場とビール園のちょうど間くらいになります。
・各バス乗り場の地図と時刻表はコチラ→サッポロビール 千葉ビール園 :■バス時刻表■ - ぐるなび
私たちは津田沼駅からシャトルバスを利用しました。
バス乗り場の場所がわかりづらいですが、南口ロータリーの歩道橋の「企業バス乗り場」の看板がある階段を下りるとバス乗り場があります。
(タクシー)
JR総武線「津田沼駅」、京成本線「津田沼駅」からタクシー利用で所要時間約20分
JR京葉線「新習志野駅」「南船橋駅」からタクシー利用で所要時間約10分
(車)
東関東自動車道「湾岸千葉インター(上り)」より約8km(時間:約10分)
東関東自動車道「谷津船橋インター」(下り)より約5km(時間:約5分)
京葉道路「花輪インター」より約4km(時間:約10分)
【予約方法】
ツアーは公式ホームページからインターネット、または電話で予約が必要です。
・サッポロビール千葉工場公式HP→見学のお申込み | 工場見学・ミュージアム | サッポロビール
【予約開始時間について】
・インターネットでの予約受付は、希望日の14日前の午前8時から見学日の3日前まで可能です。
(例)4月15日(木)のツアーを予約したい場合
4月 1日(木)午前8時より受付開始
・電話での予約受付は、希望日の14日前からです。
サッポロ生ビール黒ラベルのルーツ
2月某日、家族で『サッポロビール千葉工場』の黒ラベルツアーに参加しました。
消毒・検温とツアー費用の支払いを先に済ませて、ツアーラウンジで待機です。
ブランドコミュニケーターがやって来て、いよいよ黒ラベルツアー開始!
黒ラベルといえば星のマーク!
サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所のシンボルが、北極星をモチーフにした五稜星だったことから、この星のマークが生まれました。
当時はビアホールでしか飲めなかった生ビール。
これを瓶につめて、家庭でも楽しめるように「サッポロびん生」が発売されました。
「サッポロびん生」のラベルの色から「黒ラベル」の愛称で呼ばれていたのを、1989年に正式名称にして「サッポロ生ビール黒ラベル」が誕生したそうです。
美味しいビールを作るためのこだわり
黒ラベルのこだわりは「麦のうまみ」「さわやかな後味」「クリーミーな泡立ち」です。
そのこだわりを実現するために、原料は協働契約栽培という栽培方法を用いています。
担当者が麦とホップの畑を訪れ、生産者と直にコミュニケーションをとりながら原料作りに取り組んでいます。
この方法はサッポロビール独自だそうです。
品質をより良くするために、生産者と協力し合いながら美味しいビールが作られているのを知って、ビール作りへの熱い情熱を感じました。
原料には「旨さ長持ち麦芽」という厳選された麦を使用しています。
ビールの苦味と香りの元となるホップは、ペレット状にして劣化を防ぐ工夫がされています。
また、サッポロビールには黒ラベルの高い品質を保つために、機械ではわからない微妙な味の違いや香りを検査する官能検査員がいます。
官能検査員の資格は年に一回ある難しいテストで得られるそうです。
全国の黒ラベルが同じ美味しさを保っているか検査する官能検査員には、匂いや味を決められた言葉で表現する、匂いのあるものや味の強い食べ物を避けて、匂いを一番感じやすい空腹時に検査を行うなど、厳しいルールがあります。
黒ラベルの芳醇な味わいを守るために携わる人の努力が伺えますね!
パネルは写真の他にもあり、ブランドコミュニケーターによって紹介するものが違うそうです。
ツアーに参加する度に新しいお話しが聞けるので、いつ来ても新鮮な気持ちになります!
黒ラベルの美味しさの秘密に迫るツアーはまだまだ続きますが、この先は是非実際に参加して体験して下さいね!
サッポロ生ビール黒ラベルを試飲!子供にはソフトドリンクあり
ツアー最後のお楽しみが、できたてのビールの試飲です。
試飲は1人2杯まで。
お酒が飲めない人には2種類のノンアルコールビールと4種類のソフトドリンクが用意されています。
カウンターで頼むと目の前で新鮮な黒ラベルを注いでくれます。
一番美味しい泡を出すために、最初の泡はわざとこぼすというこだわりが凄い!
キラキラと輝くビールは見ているだけでのどが鳴りますね!
ゴクゴクと飲み始めた夫の感想。
「泡のきめが細かくクリーミー。喉をスイスイと通って行く。」
「飲んだ後から、フワッとホップの香りが突き上げてきて、プレミアムビールよりこっちの方が断然美味い!」
「この一杯の為に、もう一度ここに来たい!」
一旦飲んで泡の切れたビールをテーブルに置いて再び手にとったら、その振動で再びクリーミーな泡が立ち始めました!
これには飲んでいた夫もびっくりです。
泡持ちの良さも黒ラベルのこだわりですね。
ビールの味がよりまろやかに!サッポロビール推奨の三度注ぎ
ビールがさらに美味しくなる注ぎ方をブランドコミュニケーターが実演してくれました。
サッポロビール推奨の三度注ぎです。
三度注ぎとは、ビールを3回にわけて注ぐ方法のことを言います。
缶から直接飲むよりも、味がグッとまろやかに変わるので、家庭でより美味しいビールを味わうことができるそう!
これは試してみたい!
手順を紹介します。
1.最初は低い位置から高く持ち上げるようにして、勢いよくグラスの半分までビールを注ぎます。
グラスの中でたくさん泡を出すことで適度に炭酸が抜けてまろやかな味わいに。
液と泡が1:1まで落ち着いたら二度目を注ぎます。
2.二度目は先ほどより低い位置からゆっくり優しく注ぎます。泡がグラスのふちにきたら止めます。
再び泡が落ち着くのを待ち、液と泡が6:4になったら三度目を注ぎます。
3.最後は缶をグラスのふちに付けて、真ん中に向かって注いでいきます。
泡が飲み口の上に来るまで注ぐのがポイントです。
きめ細かい泡が飲み口上1cmぐらいまでしっかり立っていて感動!
グラスをちょっと傾けても泡が崩れません。
三度注ぎはサッポロビール公式YouTubeチャンネルでも紹介されています。
・三度注ぎの動画→さっぽろ☆太郎がサッポロビールの何かしらに行くTV#2 - YouTube
・サッポロビール公式YouTubeチャンネル→サッポロビール (Sapporobeer) - YouTube
ツアーの最後に記念品をお土産で頂きました。
大人は非売品のビールグラス、子供はクリアファイルでした。(2023年2月時点)
ビールの美味しさを追求したサッポロビールのこだわりを感じた黒ラベルツアー。
黒ラベルの魅力に迫る驚きの体験でした。
皆さんも是非『サッポロビール千葉工場』見学に参加して、至福の一杯を味わって下さい。
隣には千葉ビール園があり、美味しいビールを飲みながらジンギスカンを楽しむことができますよ!
・『サッポロビール 千葉ビール園』の詳しい記事はこちら→『サッポロビール 千葉ビール園』のジンギスカンランチがおすすめ!工場の美味しさそのままのビールが飲み放題
店舗名 | サッポロビール千葉工場(さっぽろびーるちばこうじょう) |
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住所 |
千葉県船橋市高瀬町2 |
電話番号 |